ヤァ、表示器 (を見てるの) 大好きおじさんだよ!
発売年月日を見るに 2010 年には終わってる話ではありますが、つい先日買ったのでお話したいです。
128 x 64 なグラフィック LCD
パラレル接続、ピン配列が同一
ドライバの互換性あり
5V 動作
といった似通った2つですが動かしてみたら全然違ったよ!ってお話です。各々に反転型のがありますが通常型の、あくまでも手元にある2つのレビューみたいなものです。もしこれから買おうとしてる人がいたらその人に参考になれば…と思って書きました。
一応:Arduino で動かすには こちら の MGLCD ライブラリを使いました。
大画面!なんといっても表示器は電子工作の顔!() 箱に入れる目的で調達したのでサイズは測ってました。で実際に表示させてみて挙動も悪くなく、気に入りました。1,600 円。
基板サイズ 93 x 70mm
表示領域 72 x 40 mm
有効領域 66.52 x 33.24 mm
ドットサイズ 0.48 x 0.48 mm
ドットピッチ 0.52 x 0.52 mm
メリット:
電源投入時の画面の乱れが起こりにくい ←期待していなかった。これはうれしい
ドットサイズとドットピッチが正方形・等間隔
濃淡の調節の "いい感じ" のポイントが広い
ピンピッチ 2.45 mm なので即ブレッドボード上などで使える
ひきつれ現象(表示されているピクセルの行列に線が走るやつ)が微小
バックライトにムラ(偏り)が少ない:
デメリット:
・かなり大きいので用途(計画)が合致してないとつらいと思います。標準的?なブレッドボードが長辺 80mm 程度ですがそれより一回り、短辺では二回り以上大きいです(まわりってどういう単位なんだ?)
・手元のものだけかもしれませんが、コイル鳴きのような音がハッキリ聞こえて気になります。耳鳴りのようにキーキーいっています。
・通常、バックライト用の電源を別に用意する必要があります。
ネットを見てるとこの LCD のバックライトをアテにしてる人少ないですね。せっかくついてるのに~ Vf (点灯開始電圧) が 4.1V と高く絶対最大定格:2.484W、540mA。定格 360mA と大きいです。2直列で10並列かな。
いままでキャラクタ LCD を使っており Arduino と USB だけで良かったので、オッこいつは面倒だなと思いました。音も気になります。遊び(実験)用としてこのまま使えない事もないですけど、すごく不便そうです~( ˘ω˘ )
頑張って作るぞ~\(ᵔᵕᵔ )/イエーイ
誉め言葉として使う事が許されるなら言いたい。ダサい!サイコーにダサい!緑色!
子供の時の記憶で、ボタン電池で動作するダイエットゲーム?みたいな正体不明のおもちゃに使われていたのがこういう液晶だったなぁと思い出しました。懐かしい。完全に主観ですが風情を感じます。緑色パネルは嫌いにはなれないです。1,250 円。
基板サイズ 54 x 50 mm
表示領域 43.6 x 29 mm
有効領域 40.92 x 24.92 mm (右上アイコン除く)
ドットサイズ 0.28x0.35 mm
ドットピッチ 0.32x0.39 mm
メリット:
SG12864 と比べ2回りくらい小さいのでケース選びに困らなそうです。
コイル鳴き音が小さめ。
TN LCD の中ではコントラストが結構いいほうだと思います。オフのピクセルが浮き上がらずオンのピクセルが見えるポイントがきっちり決まる印象を持ちました。
デメリット:
ピクセルが正方形でなく縦長っぽいです
右下4ピクセルが導通していません。そのピクセルをオンにしようとすると表示がされず、しかし代わりに右上のアイコンが点灯します。
ピンピッチが 2mm です(どうやって対処しようか悩みました)
コントラストが最適よりも高いとひきつれ現象が起きやすいです
応答がふんわりしています(0.5 秒くらいかかります。冬だからかなぁ)
バックライトがムラっぽいです(端っこが目に見えて明るい)
バックライトはこちらも定格 80mA 程度なので Arduino で使うには別電源を用意する方が無難ですね。
デメリット多くてごめんね! と言いつつも極めつけは電源投入時に画面が乱れるのが一番気になります。右上四つ点灯していればカンペキでしたね。
※ SG12864 も乱れるときは乱れますが比較的つつましやかです。
悪くはないですよ。ライブラリもピン配列も同じなので差し替えるだけで撮影できて楽ちんでした。せっかくだからこれもケースに入れて何か作ろうかなぁ( ˘ω˘ )
反転型も気になる…
Amazon で 190 円の反転型 1602 キャラクタ LCD モジュールがあり、別売の I2C 化モジュールを含めて「Amazon 300 円 1602」と呼べるとして、これはちょっとだけ見にくいなぁと思ったのが正直なところです。
上図のように高速応答性が求められてない、「 PWM の Duty どのくらいで出してる?」みたいなの表示する実験用にはよく使っていますけど、これもいつまでも裸で置いておくのもアレなので箱に入れる用途ができればさっさと入れてしまいたいなぁ。まんま実験用表示器って箱もよさそうですけど、でもどうせ作るなら懲りたいじゃん→凝るなら計画しなきゃで面倒くさがって結局やらない …まったく負のループだぜ!
なんでこれを出してきたのかというと、上記 12864 LCD にもこの反転型のラインナップがあるんですね、そいつを手元で実際に動かしてみたらどうなんだろうなぁと少し気になっているのです。おそらく視認性は良くはないのでは…と予想はしているんですけど、でも反転型も嫌いじゃないので、気になるんですよねぇ…( ̄  ̄ )余裕があったら欲しいかもしれない…。
”必要なものを買え” ではありますが
めっちゃキレイよ。OLED なの。VFD みたいでしょ(冗談ですよ)。
3.3V 動作です。考えるのが面倒だったので ESP8266 で動かしてます。
応答はもちろん超高速です。明るさはスッケチで選べますが暗くしても結構明るいです。目覚めに近くで見るのはきっとつらいと思うくらいの明るさです。
14 ピンありますが I2C 接続です。パラレル接続じゃないというのはかなりうれしいですね。
縁の黒い部分は金属でなくプラスチックでした。秋月サイトで言われている「裏面の FFC がはがれやすいので注意!」って言うところを加味すると繊細な子なので取り扱い注意といった感じですね。動作電圧や全点灯時にはそれなりに電気食うのもデメリットになりえると思います。この子もキーキー音が聞こえやすいです。
赤は安いほうかっちった!三桁のやつあったのね。あと青色は写真用意するの省略しました。まぁ想像に難くない青色ダイオードの色です。
このフェイスを選んだ理由はコレです。Amazon で買った電圧電流計。
見た目の文字のバランスが好みです。
Arduino 直で使うにはピンが足りないけど 8 ビット シフトレジスタ (SN74HC595N) を使えば電子工作みあふれる 7 セグが手軽に使える!と目を輝かせていたのですが初心者には落とし穴ありましたね。
電流の仕組み上、電流制限抵抗はアノード側でなくカソード側につけます。セグメント数だけ必要で、数字にポイントを含めて8つです。これは LED 使うときのルールみたいなものですね。
で本題。電源入れた時は消えててほしいと願うのがニンゲンの常だと思うのですが、これはアノードコモンなのでロジック IC が初期値 LOW だと電気流れちゃうので全点灯してしまうんですよ。
でも大丈夫。アノードがコモンになっているのでその供給を切っておけばよいのです。電源垂れ流しでカソードでなんやかんやすると思っていたのですが読みが浅すぎましたね。それだと実装桁数すべてが同じ内容で点いちゃいます。高速で切り替えて視覚の残像効果で点していたんだなぁ、とようやく理解しました。
アノードコモンなのでアノードの電源を切るには PNP トランジスタかもしくは p-ch MOSFET の吐き出し型で制御できるはずです。マイコン電源投入時にノーマリィハイなピンを使うとかゲートをプルアップしておくとかして、そいつに LOW / HIGH させてやればうまくいくはずです。もちろんベストな7セグの使い方は他にあるとは思います。でもまだ自分にはそれがわかりません。電気的に流す・せき止める方法が成立していればどういう回路でもうまくいくとは思います。
7セグいいね。
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